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AirMacトリロジー(第三部:iBookG3(DualUSB)編)

前回前々回AirMac互換カードを使って動作の実験を行ってきたのであるが、今回が最後。

例のジャンク扱いiBookG3にAirMac互換カードを搭載させてみる


互換カードが長いゆえに一部本体とカブってしまっている。

今回は今までのようにはちょっと行かない。
なぜならば、ノートのAirMacカードの搭載場所は狭いからだ。(写真右)
収納スペースが限られているので、相当工夫をしないと。
ともあれ頭の中でずーーーと考えていても始まらないのでとりあえずやってみる
無線LANカードを基盤がむき出しになるぐらいバラして差し込んでみると純正と長さの違いで、互換カードがはみ出してしまう。
はみ出していて入らないわけだから単純に考えれば、はみ出している部分がなければいいわけだ
なので、切ってしまおう!
切るからには信号がつながらなくなるので、後でハンダで再配線をすることになる

切断後の信号を再配線することを考えて、眺めること数時間。
青いラインで切ることにした。
ここでは基盤真ん中らへんのチップとチップの間を切るところは慎重にやらないといけないなと肝に銘じた。
運がいいことに基盤の片面だけに部品が実装されているので、こっち側だけに意識を集中させればよかった。
どこの線がどこにつながるか、わからなくならないように切る前にデジカメでアップの写真を撮っておいた。
基盤を「万能はさみ」と「Pカッター」で切りました。さっきも書いたがチップ間のところは特に慎重に。
このままでは動くわけが無いので、切った上の部分をさらに部品ごと(写真左の3箇所)に切り刻み、それを下の基盤上へ「配置」&「配線」をしなければ。上からキーボードが来るので厚み方向へのはみ出しも考慮しなければならないので、パズルをやっている気分。
最初に配置が決まったのはアンテナコネクタの位置。ノートから出ているアンテナの線をコネクタに着けての収納させなければいけないのであそこしかなかった。
その後配線を考えて残りの部品の位置を決めた。

アンテナコネクタは、この位置しか考えられない。

もう片側から見た図
ばらした3つの部品はチップ部品なので、細かいところに配線するにあたっては細いφ0.2のウレタン線を使ってのハンダを施した。
ただし元々線が太い部分(チップ間のところ)は太い線でハンダ。
部品の載った基盤にはスルーホールがいくつか開いているのでそのまま付けるとショートしそう。
なので、ビデオのラベルシールを使って絶縁しておいた。
配線がショートしていないことを確認後、iBookに装着

むふふ。アンテナ線をうまく回り込ませて、ギリギリ収まりました

やっぱりこれも小細工なしにAirMacカードとして認識をしております。
また、前回のiMacDV同様にインターネットできたり、ベースステーションを認識しております
今回3枚の「WLI-PCM-L11」カードを使って手持ちのMacintoshらを無線LAN化してみましたが、全てうまくいきました。
「AirMacトリロジー」これにて完。

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