Winowsのソフトのように「R4」を使って動くプログラムを作るにあたり、プログラム開発環境を構築せねばならない。
その開発環境には"devkitARM"が使われている。
俺もそれを構築してみる。
なんか「グラフィックライブラリー」が別途あって、それは最新のリリースとは合ってないとかでわざわざビルダーのバージョンを落として作っている人もいるみたい。
だけど、最新のビルダーで作ってみたかったのでグラフィックライブラリーはビルダー付属のものを使った。
構築に当たっては、WindowsとかLinuxとかのプラットホーム別になっているので、どれにすっかな〜。
Windows版は(インストーラとかあって)もいいんだが、今はubuntuにハマっているので、こっちでやってみる。
「wiki.devkitpro.org」に記述されているインストールの方法のまんまに構築してみた。(その方が確実だし)
- スーパユーザでルートディレクトリに"opt"フォルダを作る。
"# sudo mkdir -p /opt/devkitpro"
- スーパユーザで作ったディレクトリの属性変える。
"# sudo chmod 777 /opt/devkitpro"
- "devkitARM"(この時の最新はdevkitARM_r27-i686-linux.tar.bz2)を/opt/devkitproへダウンロード。
で、場所を移動して展開。
"# cd /opt/devkitpro"
"# tar -xvjf devkitARM_r27-i686-linux.tar.bz2"
- /opt/devkitproの下に"libnds"フォルダーを作ってそこにライブラリファイル(この時の最新はlibnds-1.4.0.tar.bz2)をダウンロード。
"# mkdir libnds"
- "/opt/devkitpro/libnds"へ移動して展開。
"# cd libnds"
"# tar -xvjf libnds-1.4.0.tar.bz2"
- 同様にこのフォルダーにlibfat-nds,dswifi,maxmod-nds,libfilesystemをダウンロードして、展開しまくると。
"# tar -xvjf libfat-nds-1.0.6.tar.bz2"
"# tar -xvjf dswifi-0.3.11.tar.bz2"
"# tar -xvjf maxmod-nds-1.0.6.tar.bz2"
"# tar -xvjf libfilesystem-0.9.4.tar.bz2"
"# tar -xvjf default_arm7-0.5.8.tar.bz2"
- 最後に開発するプログラムを置くフォルダを作ってそこに例題集="nds examples"をダウンロードしてきて、展開する。
"# mkdir -p /opt/devkitpro/examples/nds"
"# cd /opt/devkitpro/examples/nds"
"# tar -xvjf nds-examples-20091201.tar.bz2"
- 後は"/etc/profile.d"フォルダーに適当なファイル(例:"devkitpro.sh")を作ってエディターで
以下の設定を記述して保存。そして再起動。
"export DEVKITPRO=/opt/devkitpro"
"export DEVKITARM=$DEVKITPRO/devkitARM"
- 端末から"# env"と打ち込んで_
"DEVKITPRO=/opt/devkitpro"
の記述が反映されているのを確認。
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ふぅ。
これで開発環境は整った。
例題を実行させてみる。
- "# cd/opt/devkitpro/examples/nds/Graphics/Sprites/animate_simple"で移動
- "# make"でビルド開始。
- ビルドでエラーがでなければ"animate_simple.nds"が作成されているので、まずはエミュレータで仮動作チェックをしてみる。
エミュレータでの動作確認。
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さらにビルドされたndsファイルを「R4」を使って実機動作を確認した。
さて、ぼちぼち習作でも作り始めるかな。
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