「技術動向を知る」という名目で、半日の出張扱いにて幕張へ到着。
ぐるっと各ブースを廻ってきた。
ここ最近、CEATECも電機企業だけではなく、自動車業界も展示スペースを広く確保して参加してきている。
せいぜパイオニアのカーナビ/カーステがらみだったのが、今ではマツダやホンダも出てきて、さながら年末に行うモーターショーの前哨戦と言った気もする。
化石燃料の自動車も、ハイブリット車やら、衝突回避支援システム車なんてのが売れ始めて、電機と縁が深まっているわけね。
それは各電子部品メーカでも車関係のデバイスが目立っていたところからもわかる。
またその延長線からか、これら部品メーカで「人体へのヘルス(ケア)・デバイス」と言うものもがいろいろと出展されており、車の電脳化っていうのを印象深く感じさせた。
そのうち、運転席に座ったら健康診断でもやりそうな気がする。w
(右写真:シャープブースでの健康診断する展示。それより、これでゲームやりたいゾ。)
一方4k映像モノは、昨年の参考出品レベルから普及レベルへと進んできている。
4kもあるとTVでもデカいPCモニタとして、使いたくなる。
んでは後はメモを見ながら淡々と書いておこうっと。
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- SONY
XperiaとBRAVIAの二本柱。VAIOは重要度としては蚊帳の外って感じ。
サイバーショット技術を「撮る」。4kディスプレイ技術を「見る」。
この2つの連携を提案していた。
有機ELの4kは、パナみたいにシアター方式ではなく自由に見れて良かった。
ビルのガラスに映る光なんかのシーンを見ると、有機ELが得意な映像だと感じた。
- 東芝
重電メーカらしく、冷蔵庫(スマート家電)から2次電池、Dynabookまでと、幅広い細切れな展示。
これらはホーム(エネルギー)ソリューションとして、連携させていこうとしてる。
まぁこれはソフト次第ですねぇ。大抵この手のサービスは失敗する。w
こうゆうネタ↓はもっと前に出して売りにしたら良いと思う。
- 三菱
参考出品の4kTVで、レーザ光による色域の幅の広さ(特に赤系統)の優位性をうたっているようだが、脇を覗いたらディスプレイの幅が3cmぐらいあったのはいいのか?
それからBD内蔵TVがあって、他社と比べても唯一BD機器を展示しているけれど、今更感。
それ以外は宇宙開発事業が占めており、民生の人には縁があまりない展示物ばかり。
- シャープ
IGZO推し。ブースの7割はこれ関係の展示だった。(残りは太陽電池・スマートハウス)
去年参考出品として見てから1年でこれだけラインナップを広げてきたのは社運をかけている成果。
決算で黒字になるといいね。
- パナ
去年みたいにスマホで洗濯機とか炊飯器とかのトホホ家電は、実は無かったかのように、今回は4k映像商品ばっかり。
まぁスマホ自体撤退で、止めちゃったからねぇ。(苦笑)
特に4kタブレット推し。
他は4kの有機ELをシアターを使って見せてた。
SONYがそんな隠すことせずにこれ見よがしにホイホイと展示しているのに…。もち並ぶのが嫌なのでパス。
4kのビエラでゲーム、ネット動画、アプコン等展示だが、そんなのはSONYが去年やっていたこと。
1年遅れている感が否めない。
- オムロン
面白かったのは「OKAO VISION」。
顔認識モジュールは、デジカメの普及とともに目新しさは無いものの、年齢が分かるとは…。
逐次年齢が上下するが、それほどズレていなかった。
俺がテレ朝のプロデューサだったら、これ使って関ジャニ∞と「年齢当ての仕分け対決」やらせるな。w

- docomo
auは新型iPhoneでウハウハのようで、CEATEC開催期間も冬モデル発表前だし今回は特に参加していない。
んで、唯一docomoが結構広いスペースを確保して、展示。
Googleグラスもどきをシアター内で展示していたようだけれど、並ぶのが嫌なのでパス。
ソーシャルゲームたけなわを反映してか、ドラクエを大々的に発表。

スマホじゃゲームやらないので、素通り。
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今回グルグルまわって思ったのが、以前はデジカメで関連写真を撮る人が多かったけど、今ではスマホで撮る人が多数目立っていた。(カメコは別)
すぐさまアップしたいのかなぁ…。
それともデジカメはかさばるのか?!
今回の戦利品であるNFCタグ。
思わず、帰りに本屋に寄ってAndroidの参考書も買っちまった。
これで勉強しよーっと。
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