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FlashAirのGPIO機能を使った回路を設計してみた。

WiFi内蔵SDカードのFlashAir(Class10の方)では、ファームウェアのバージョン2.00.03から"GPIO機能"が付いた

FlashAirのデベロッパーズサイトでその詳細を読むと、SDカードの端子を個別にI/Oとして制御できるようになった。
SDカードなのに…。

「これってHOST側が読み書きすると、信号がぶつかっちゃうじゃん?!」と疑問に思ってよく読むと、電源投入後、ファイルの書込みが出来ない状態のときのみ有効となっていた。(だよなぁ…)

つまり無線を使ったのON/OFFモジュールとして(のみ)機能させられると言うわけね。(正確にはWiFiを使ってのファイル読み書きは可能)

まぁ。これと同じ回路を実現させようとすると、XBeeArduinoかなんかを組み合わせてやらなきゃならないわけで、そしたらお値段もそこそこの額になる。
それが3000円弱のお値段でできるのなら、アリかもね。

面白そうなので、この機能を体験してみることとする
まずは、手持ちのFlashAirのバージョンを確認してみた。

スマホとWiFi接続して、URL欄に「http://flashair/command.cgi?op=108」と打ち込んでみる。
ふむ。バージョン2.00.03であった。

(もしもコレ以下のバージョンであれば、FlashAirのサイトからPC(or Mac)のバージョンアップ・アプリをダウンロードして、上げる。)
前回インストールした、電子回路設計エディタ「KiCad」を使って、ロジック回路図を設計してみた。(図面クリックで拡大)

まず、3.3Vと5Vの2つの電源を使う。
  • 3.3V側はSDカードコネクタを介してFlashAirを動かす為のもの。
  • 5V側はFlashAirの端子から出るHigh/Lowの信号線を使って、任意の信号をショートさせるための(74HC4066)ロジック用。
    本来FlashAirのGPIOポートは5つあるので、もう一個74HC4066付ければその全てを使えるのだが、労力をケチって4ポート分で止めた。
3.3Vと5Vのレベル変換には、秋月で売っている"FXMA108"を選んだ。
信号のショートには電流をそんなに流さないので、千石電商で売っている74HC4066を選んだ。
ガッツリ電流を流すようであればフォトカプラかなんかを使うんだろうなぁ。

あとプルアップとか、保護抵抗とか必要かも知んないけど、俺が使うんだし、無くてもいいでしょ。(いいかんげんw)

じゃ、実際に作ってみっか。>つづく

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