3Dプリンタでマウスの裏蓋を作ってみた。
リモコンの裏蓋、パキッと割れて電池がむき出し状態って経験したことがある人、いると思う。 と同じようににマウスの裏蓋も電池交換時にパキッと爪の部分が割れて、ハマらなくなってしまった。 本来なら、接着剤でとめたり(マウスが安いという理由で)新しく買ってしまうのであろうが、マウスとしての性能は全然使えるので、これは勿体ない。 そう今年の俺には3Dプリンターがある!。 じゃじゃ〜ん。複製を作るのだ! |
早速お約束のごとく、壊れたパーツの寸法をノギスで測って、そのまま3D CADに入力。 |
単純な構造だけに、サクッと入力完成。 あとは印刷するだけ。 |
積層で重ねてモノを作るから、出来上がったモノは縞模様で凸凹している。 ヤスリで磨いて、平面にした。 なんかこの辺はフルスクラッチ モデルを作っているのと一緒の感覚ですな。 |
そうそう、本物と違い裏側に凸部分を2箇所作って、自重で落ちてたまに接触不良となっていた電池を支えるようにした。 ここは俺オリジナルの部分。( ̄▽ ̄) |
出来上がったマウスの裏蓋は、見事スカッとはまります。 これで昔のようにマウスが復活したのでした〜♪ 嗚呼ー。3D プリンター楽しいヨォ。 |
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コメント
petersworksさんのサイト、見させてもらいました。
なかなかすごいことしていますね〜。
これ始めると、PCが増えていくので処分に困りますよね。
これから、私のブログでは基板を納めるケース作成を取り上げていきたいと思います。
投稿: じむ | 2015/01/27 01:16
じむさん 判り易く解説してもらい参考になりました。
強度はどんな感じかなって思っていただけで、強度を求めているわけではないです。材料がABSなら、その材料の強度で出来上がる感じですね。
私のHomepage見てそう思ってない人もいるようですが、機械・機構関係は全くの素人なもので・・・
投稿: petersworks | 2015/01/26 23:14
petersworksさん、コメントありがとうございます。
初めて1ヶ月経ちませんけれど、自分なりに感想を踏まえてお役に立てる情報になれば幸いです。
(1)ABS材(私のプリンタはこの材質しか対応していない)で1.5mm程度の肉厚であれば個人的に十分な強度を得ていると感じています。
あー壊そうと思ってひんまげるのは無しね。
「日常の生活で使っていて」という環境での話。
もしも、それで思った強度を得られなければ厚みを増やして、また刷ればいい話なのではと思います。
3Dプリンタを個人で持つということは何回でも刷っていいわけで、今後ブログでRaspberry Piのケースを作る話を書きますが、満足するためには何回も刷り直しています。
(2)粉(っていうか石膏)を使った3Dプリンタや紫外線をあてて作成する3Dプリンタは業務用になりますね。
個人向けの3Dプリンタの多くは、フィラメントという線材を溶かして、マヨネーズのように垂らしながら、線を積み重ねて面を作っています。
このフィラメントはABS材やPLA材がメジャーみたいです。
これら材質別の強度云々に関しては、ネットで別の方の解説を参考にされたらいいと思います。
(なんせ、私のプリンタばABS材しか使えない。)
ただ強度を考えて、線材をアッチコッチ選択して刷るなんていうのは面倒くさいですね。
私ならやりません。
「強度」ってところに意義を求めるのであれば、自分の求める強度になるまで刷っちゃぁ試して得た結果を設計にフィードバックをかけて、って繰り返していくことでしょう。
投稿: じむ | 2015/01/25 15:31
3Dプリンタ、興味はあるのですがまだあまり調べていません。プラスチック材料の強度(ねばり)について教えて下さい。
形状は似ていても簡単に割れてしまうのではないかと懸念してます。どんな感じでしょうか?
(1)出来上がったものは、元と比べて強度は上がったか、下がってしまったのかいずれでしょうか?
(2)つくる元となる材料(粉?)は、作る品の強度を考えて選択できるのでしょうか?
投稿: petersworks | 2015/01/25 13:47
ばれっちさん、コメントどーもです。
今年になって、楽しくって毎週のようにあれこれ作ってますよ〜。
多分、この楽しさは機械系の学校出ていないと判ってもらえないと思っています。
大学時代ではロボットとかの図面はひくけど、実際の実習ではナットやボルトを作ってハイ終わり。
知識の持ち腐れって気がしてました。
今回、3Dプリンタを入手してからは当時の蓄積していた知識が、一気に開花している気がします。(大げさか)w
3Dプリンタ。2014年の欲しいものランキングで上位なのもわかります。
だけど万人にはオススメできませんね。
まだまだ高価ですし。
ネットに転がっている、既存のデータを印刷してもすぐに飽きると思います。
今はやっぱり3Dスキャナに頼らず、ノギス片手に3D CADで自分で作りたいものが描ける人のアイテムだと思いますね〜。
つーことで、次回も3Dプリンタ ネタです。w
てか当分このネタ、続きます。www
投稿: じむ | 2015/01/24 23:24
じむさん こんばんは
今年は3Dプリンターの記事多くなりそうですね。当方も興味あるのですが如何せん3Dソフト触ったことないので今一歩踏み出せない感じです。
投稿: ばれっち | 2015/01/24 22:52