Raspberry Pi ZERO 用のブートFlashAirを作ってみた。
Raspberry Pi ZEROのSDカードからのブートをできるようにしたので、ブートするFlashAirを作る。(長いよー/わからない人にはちんぷんかんぷん)
んでブートには最新の「Raspbian」のイメージをサイトからダウンロードしてきた。
イメージの書き方はいろいろあるけれど、手元にRaspberry Pi ZEROがあるので、これを利用して作っていく。
卵が先か鶏が先かになるけれど、すでにRaspberry Pi ZEROはSDからブートできている環境で、話を進めていく。
Raspberry Pi ZEROを起動後にターミナルから、 "dd"と"gparted"をインストールしておく。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install dd $ sudo apt-get install gparted | ※Raspiのブート用SDスロットには、既にブートが書いてあってブート可能。 さらにUSB口には「USB SDカード リーダ・ライタ」を取り付けて、FlashAirを外部ストレージとして扱うようにする。 |
- 既に動作しているFlashAirから2つのフォルダー「DCIM」、「SD_WLAN」を適当な場所に保存しておく。
- 適当な場所に保存したRaspbainのイメージファイルを使って、FlashAirに書く。(絵のクリックで拡大)
- "mount"でFlashAirのストレージをマウントして売るのを確認。
$ mount - "umount"でFlashAirのマウントを外す。
$ umount /media/pi/[番号] - "dd"で書き込む。
$ dd bs=1M if=/home/pi/2016-05-27-raspbian-jessie.img of=/dev/sdb - これでFlashAIrのブートSDが完成したので、Raspberry Piの電源を落として、ブートSDカードとして入れ替えて、動作確認する。
- FlashAirからのブートが確認できたら、次はパーティションを動かす。
再度FlashAirはUSB SDカード リーダライタに挿して、最初のSDカードでブートし直す。 - "Gparted"を起動する。
$ sudo gparted - 右上のデバイスをFlashAir側にして、2つのパーティション「fat16」「ext4」の領域を動かす。
FlashAirが認識する領域は「fat16」の方なので、こちらを広げ、「ext4」の領域を縮める。 - 「ext4」の領域で右クリック。[umount]を選んで外す。
- 再度「ext4」の領域を右クリック。[resize/move]を選んで移動させる。
- フリースペースの量を気にしながら縮める。縮めすぎると、パーティション変更時に怒られる。
- 「レ」をクリックして、変更した領域を決定する。
< - 同様に「fat16」の領域を[umount]-[resize/move]で動かして、「レ」をクリックして、広げる。
※「fat16」側は広げると「fat32」になる。 - これで「fat32」="/boot"がFlashAirが認識する領域となった。
- 再起動させる。
- 「fat32」領域が広く空いたので、FlashiAirの"/boot"フォルダの下に、避けておいた「DCIM」、「SD_WLAN」フォルダをコピーする。
$ sudo cp -r /media/pi/[番号]/home/pi/FlashAir_backup/DCIM /boot/
$ sudo cp -r /media/pi/[番号]/home/pi/FlashAir_backup/SD_WLAN /boot/ - 以上でRaspberry PiのブートFlashAirが完成。
電源を落として、ブートSDカードをFlashAirに再度して、立ち上げればFlashAirも動き出し、Wi-Fiでアクセスすることができるようになった。
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