これは前回よりも前に出した火種展ネタ。
会社入りたてで、自分のやれることといえば大学でかじったソフト。
それを生かして『ビデオテロッパー』を作って提案した。
当時はお父さんたちがビデオカメラで家族の映像を編集するのにテロッパーの機械を買ってやっていた。
んでも、市販品は文字入力が面倒だった。
電波新聞でEPSONの「手書きの文字入力デバイス」っていうのを知って、営業に電話してサンプル価格で買って、この面倒な入力を手書きでやる”ビデオテロッパー”を作り上げた。
ビデオデッキ、小型液晶テレビ、MSX2は会社に転がっていたので、それを流用。
あとは”MSX~C”と”8255を使ったMSXのカートリッジ”を買ってもらった。
でアプリソフトをチマチマ残業時間を利用して(もちろん一人で)ひたすら書くのであった。
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大学時代にバイトで買ったMSX2(当時大学の課題をMSXで提出していたのは俺ぐらい。w)で、すでにドット絵を描くのは慣れている。
だからあとはそれそれの周辺機器からデータを得て、最後にビデオデッキからの映像と合成&出力する処理を書く。
んで来場のお客さんには、簡単操作をしてもらうため、"テロップ ヘルパーさん"なる看護師キャラを作った。
当然、会話なんだからタイマー割り込みで、目パチ・口パクはする。
この彼女と会話形式で処理を進めていくという、ファミコンゲーム世代(バカ)社員が作るAV機器をおじさんたちにアピールしたなぁ。
アピール・デモだからって手を抜かず、GUIの各コマンドは全部動くようにした。(๑˃̵ᴗ˂̵)و YES!
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デジカメがない時代だから、唯一の資料はSONYの昇華型プリンターで画面のキャプチャー。
うん。撮っておいてよかった〜。
てことで火種展ネタはまだ続く。
(毎年作って発表してたから。)
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